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また三菱電機で過労自殺:過去に5人が労災認定、うち2人は自殺

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また三菱電機、今回は子会社ですが、過労自殺があったという報道が出ています。

三菱電機では、過去に5人が長時間労働に伴う労災認定、しかも、そのうち2人が自殺しています。

「管理監督者」という扱いの場合、労働時間規制の適用から外れるため、何時間でも働かせ放題になります。

そして、管理監督者は残業代の対象外となるため、働かせ放題でコストは0というブラック企業から理想的な働かせ方になります。

しかも、この男性の自殺時は、実際の労働時間にかかわらず一定時間をあらかじめ働いたとみなす「裁量労働制」が適用されていたということで、この会社は「働かせ放題・残業代0」にできる制度を徹底的に利用し尽くす、悪質なブラック企業の典型例と言えます。

ちなみに、三菱電機は2018年のブラック企業大賞を受賞していますし、三菱電機(株)情報技術総合研究所は、平成29年に「36協定で定めた上限時間を超える時間外労働を行わせた」ことで労働基準監督署に送検されています(しかし、嫌疑不十分で不起訴)。

「適正な労務管理の徹底に取り組んでいく」とのコメントを出したとのことですが、わずか5年程度の間に、3人もの過労自殺者を出す会社って異常すぎる会社と思いませんか?

三菱電機の子会社の40代男性社員が、2017年に長時間労働が原因で過労自殺し、今年10月に労災認定されていたことが、三菱電機への取材で分かった。労働時間規制の適用除外とされている「管理監督者」として働いている期間に、時間外労働が100時間以上の月もあった。

同社などによると、男性は子会社「メルコセミコンダクタエンジニアリング」(福岡市)の技術職。13年4月に別の子会社に出向し、兵庫県豊岡市の工場で勤務していた際、長時間労働による精神障害を発症した。この時期は副課長職で、管理監督者の扱いを受け、労働時間は自己申告に基づく管理だった。17年12月に自殺。遺族側が昨年7月、但馬労働基準監督署(豊岡市)に労災申請し、今年10月4日付で認定された。

自殺時は福岡市の事業所に異動しており、実際の労働時間にかかわらず一定時間をあらかじめ働いたとみなす「裁量労働制」が適用されていた。

三菱電機では14~17年、男性社員5人が長時間労働などが原因で相次いで労災認定され、うち2人は自殺したことが判明している。同社は22日、「関係会社社員が亡くなったことを重く受け止めている。適正な労務管理の徹底に取り組んでいく」とのコメントを出した。

管理監督者は企業幹部など「監督もしくは管理の地位にあるもの」とされ、労働基準法上の労働時間規定などが適用除外される。そのため、企業が条件を満たさない従業員を管理職にして長時間働かせる例が後を絶たず、各労基署が監視を強めてきた。

引用:東京新聞 2019.11.22夕刊

参考:ブラック企業の10の特徴と見分け方

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