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ブラックバイトの最も悲惨な事例:しゃぶしゃぶ温野菜事件

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カテゴリー: ブラックバイト

ブラックバイトの最も悲惨・衝撃的な事例として有名なのが「しゃぶしゃぶ温野菜ブラックバイト事件」です。

テレビ東京「ガイアの夜明け」でも紹介されたのでご存知の方も多いかと思います。

「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店でアルバイトをしていた当時大学2年生の男性が、店長や同僚の従業員から包丁で刺される・首を絞められるといった暴力まで受けていた事件です。

しゃぶしゃぶ温野菜ブラックバイト事件の概要

  • 4か月間、文字通り1日の休みもなく、昼の12時過ぎから深夜の25時すぎまで1日12時間も働かされた
  • 毎日長時間働かされたことで、大学に通えなかった
  • 20万円以上の自腹購入を求められた
  • 退職を申し出ると「懲戒解雇にする」「懲戒解雇になると就職に影響が出る」と脅迫された
  • 店が潰れたら「4000万円の損害賠償を請求してやる」と脅迫された
  • 殴る、首を絞めるなどの日常的な暴行を受けていた

しゃぶしゃぶ温野菜がブラックバイトな理由

概要を見るだけで解説するまでもない問題点だらけの内容ですが、念のため解説しておきます。

まず、殴る、首を絞めるなどの日常的な暴行を受けている場合はすぐに警察に行きましょう。「しゃぶしゃぶ温野菜ブラックバイト事件」では裁判になりましたが、元店長と元従業員に対して暴行罪などで罰金刑が確定しています。

  • 4か月間、1日の休みもなく、昼の12時過ぎから深夜の25時すぎまで1日12時間も働かされた

労働基準法では、最低で週1日の休日というのが決まっています。また1日の労働時間の限度は8時間です。正社員の補助業務であるはずのアルバイトで1日8時間働かされることも珍しいのですが。

明確に労働基準法違反になるため、すぐに労働基準監督署に相談しましょう。

  • 20万円以上の自腹購入を求められた

アルバイトだけでなく、正社員であっても自腹購入なんてする必要はありません。売上が上がらないのは経営者の問題です。

  • 退職を申し出ると「懲戒解雇にする」「懲戒解雇になると就職に影響が出る」と脅迫された

退職は自由にできます。会社は簡単に懲戒解雇なんてできませんし、懲戒解雇という扱いを受けたらすぐに、労働基準監督署やブラックバイトユニオンに相談しましょう。

むしろ懲戒解雇した会社の方が噂になり業績に影響が出ます。

  • 店が潰れたら「4000万円の損害賠償を請求してやる」と脅迫された

「損害賠償を請求する」という脅し文句はブラック企業やブラックバイトの常套句ですが、まったく心配する必要はありません。

損害賠償請求をするには実際の損害額を計算する義務は会社側にありますし、会社は違法状態を裁判所に知られることになるので、普通はしませんし、まともな弁護士はそんな依頼も引き受けません。

「いや、うちの会社の経営者は頭がおかしいので本当に損害賠償請求をしそうで心配」と思うかもしれません。

実際、2011年5月に「退職で損害を受けた」と訴えた会社があります。しかし訴えられた会社員が逆に会社を訴えて勝訴し1100万円もらったという以下の事件がありました。

  • 京都市内のシステム開発会社が、退職を申し出た社員に「損害賠償請求するぞ」と脅した
  • その社員は実際に退職したが、会社は本当に約2000万円の賠償請求訴訟を起こした
  • 反対に、社員は残業代が支給されていなかったと約1600万円の支払いを求める訴訟を起こした
  • 裁判の結果、社員の言い分が認められ、会社に対して約1100万円の支払いを求める判決となった

本当にアホな会社のアホな事件ですが、裁判になって困るのはブラック企業なので心配することはありません。

ブラックバイトをなくすために私たちができること

しゃぶしゃぶ温野菜ブラックバイト事件では、フランチャイズ運営会社に対して未払賃金いや慰謝料など計800万円の支払いを求めて訴訟を起こしており、解決金額は示されていませんが、すでに和解が成立しています。

私たちにできることは限られています。しかし、労働者としてしゃぶしゃぶ温野菜で働かないこと、そして消費者として「しゃぶしゃぶ温野菜」を利用しない、これならできます。

売上が上がらなければ会社は成り立ちません。

「しゃぶしゃぶ温野菜」というブランドネームをブラックバイトとして認識し、売上に貢献しないことです。私はしゃぶしゃぶ温野菜を利用していません。美味しいのか、安いのかもわかりませんが、アルバイトの犠牲の上に成り立っている店が仮に安かったとしても、それはアルバイトを搾取して成り立っているのが理由かもしれません。

私は今後も「しゃぶしゃぶ温野菜」を利用しません。

参考:ブラックバイトの定義と15の特徴:具体的な対策と相談先

ブラック企業からの簡単な脱出方法とは?

ブラック企業のような違法な会社を許せない気持ちはわかります。私もそうでした。しかし、まずはブラック企業からすぐに脱出すべきです。

ブラック企業は人を使い捨てにします。精神的・肉体的にあなたを追い込んでいきます。うつになってしまったら正常な判断ができなくなります。だから怖いのです。

そしてブラック企業は捕まえた労働者を簡単には手放しません。「辞めるならお金を払え」「損害賠償しないと辞めることはできない」、これは違法行為ですがそもそも普段から違法行為を行っているのがブラック企業です。

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企業を見分ける方法、そしてあなたの真の価値を知るためには?

本サイトではブラック企業の特徴・見分け方を紹介していますが、最後はあなた自身で判断するしかありません。

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