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約束以上のシフトを強制するブラックバイトが違法となる理由

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カテゴリー: ブラックバイト

ブラックバイトの大きな特徴が、約束以上のシフトの強制です。ブラックバイトが発生する職場は劣悪なのでいつも人手不足、そのため一人に多くシフトに入ってもらわないと業務が回りません。

学生アルバイトが学校のテスト期間であってもブラックバイトは関係ありません。「社会人の責任、遊びじゃない」と脅してでも働かせようとします。

国の実態調査でも明らかになったシフトの強制をするブラックバイト

ブラックバイトが社会問題化し、国がバイト経験者1000人に実態調査を行いましたが、よくある問題として以下を例示しています。

  • 採用時に合意した以上のシフトを入れる
  • 試験の準備期間や試験期間にシフトを入れる
  • 「人手が足りない」といった理由で学生を休ませない

約束以上のシフトを強制するブラックバイトは違法

働くということは、法的にはバイト先とアルバイトが雇用契約を結んでいるという状態です。

当たり前のことですが、契約は双方の合意によって成立しますし、一方が勝手に変更することはできません。

雇用契約も同じです。契約なのでバイト先とバイトの双方の合意が必要であり、バイト先が一方的に働く条件を変更することはできません

例えば、契約時に週3日働くということで双方が合意しているなら、バイト先が勝手に週5日に変更することはできません。必ずバイトの同意が必要です。

「変更に同意しないならクビにする」と解雇という手段で脅してくるかもしれませんが、違法行為を行った上に解雇するなら、それも法的に無効になります。

ブラックバイトなのですぐに他のバイト先に変更することをおすすめしますが、違法行為を行っているバイト先なので、近くの労働基準監督署に相談してください。

ブラックバイトは労働条件通知書を交付しない

シフトの強制以前の問題として「バイト先と週何日の勤務で約束したか覚えていない」かもしれません。法的には、雇用契約は口頭でも成立します。

しかし、労働基準法では週の勤務日数や勤務時間などの労働条件を示した「労働条件通知書」を書面で示すことが会社に義務付けられています。具体的には以下の労働条件を書面で示すことが求められています(労働基準法15条)

  • 契約はいつまでか(労働契約の期間)
  • 期間の定めのある契約の更新の決まり(更新の有無、更新する場合の判断基準)
  • どこでどんな仕事をするのか(就業の場所、従事する業務)
  • 仕事の時間や休みはどうなっているのか(仕事の始めと終わりの時刻、残業の有無、休憩時間、休日・休暇、交替制勤務のローテーション)
  • 賃金はどのように支払われるのか(賃金の決定、計算と支払方法、締切と支払の時期)
  • 辞めるときの決まり(退職に関すること、解雇事由を含む)

労働条件通知書を交付していないバイト先は労働基準法違反

つまり、あなたが労働条件通知書を受け取っていなければ、それだけでバイト先は労働基準法違反、しかもこの違反には罰則もあります。

仮にバイト先は当初から週5日と示していて、あなたが週3日と誤解していたとしても、あなたが労働条件通知書を受け取っていなければ、バイト先は労働基準法違反になるため、あなたは強い立場の状態になります。

ブラックバイトを行っているバイト先は、労働条件を明確に示したくないので労働条件通知書を交付しません。そのこと自体が違法なので、すぐに近くの労働基準監督署に相談しましょう。

参考:ブラックバイトの定義と15の特徴:具体的な対策と相談先

ブラック企業からの簡単な脱出方法とは?

ブラック企業のような違法な会社を許せない気持ちはわかります。私もそうでした。しかし、まずはブラック企業からすぐに脱出すべきです。

ブラック企業は人を使い捨てにします。精神的・肉体的にあなたを追い込んでいきます。うつになってしまったら正常な判断ができなくなります。だから怖いのです。

そしてブラック企業は捕まえた労働者を簡単には手放しません。「辞めるならお金を払え」「損害賠償しないと辞めることはできない」、これは違法行為ですがそもそも普段から違法行為を行っているのがブラック企業です。

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本サイトではブラック企業の特徴・見分け方を紹介していますが、最後はあなた自身で判断するしかありません。

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